認知症高齢者の帰宅願望

認知症高齢者によくあるあるあるな帰宅願望についてお話します。認知症高齢者は、その一定の時間になると自然と体がおいてあった荷物の
ロッカーへ向いていきます。何かを思い出したかのように衝動的に動き始めます。その場合は、ほかの事に気を反らせるか?又は、何かに集中をしてもらい
その時にその自宅へ帰るというのを忘れさせる事が一番簡潔策の一つです。
何かに集中させると今までの記憶がなくなるからです。認知症高齢者の方はついさっきの事など忘れてしまうのです。
私の勤めているデイサービスでも帰宅願望の利用者がおります。その方は、何か自分に都合が悪くなった時や、自分にとってなにかしら不機嫌になった時にこそ
帰宅願望のスウィッチが入ってしまうのです。職員はその都度対応です。お茶を出したり、好きなパズルを出したり、音楽を流したりと試行錯誤をし、ようやく
落ち着きを取り戻して(帰る)と言うことは自然と記憶から消えていくのです。そのような方と日々一緒にいるとその人、その人の(帰る)と言う
気持ちも読み取れるようになっていくものです。帰宅願望は、何かしら本人の中で忘れてきた事やしなくてはいけない事があるから(帰る)
と言う行動に繋がるのです。が、家族としてみたら、デイサービスで1日を過ごして欲しいという気持ちの方が大きいのです。
よく、夕暮れ症候群と言う帰宅時間に起こる利用者がおります。仕事をしていた頃が脳裏にあって、仕事を終えたのだから帰らなくてはという行動も
みられます。昔のことは鮮明に覚えているのです。長期記憶が残ってます。が、短期記憶が直ぐに消されてしまうのが認知症高齢者の特徴です。
数秒前の会話や、出来事など直ぐになくなってしまうのが短期記憶です。小さいころから仕事をして、子育てをしての思いでが長期記憶です。
頭の中ではそれがごちゃごちゃに混ざってしまい(あれ?この前お会いしましたよね?)と声をかけてきます。そのこの前と
言うのは若い頃の話に戻ってしまう内容なのです。(懐かしいわね~)と話すと答える側は(本当にそうですね~)と話の辻褄を合わせます。
その方が相手に対して混乱させない事になるので受容するのがいいのです。
少し、タイトルに関して脱線してしまいましたね。
このように、帰宅願望は意味があります。なので、受け入れてそして否定しないで不穏にさせない為にも日々介護現場では職員も
穏やかに過ごし、寄り添うことも大切なことなのです。

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