介護職員として施設で働いています。

“私は今、老人ホームの施設で介護職員として働いています。
介護を始めてまだ2年ほどですが、やっとやりがいを感じる余裕が持ててきました。
今私がいるユニットには、認知症の方、寝たきりの方、車椅子の方など幅広く生活しています。
認知症の方は、相手を理解出来れば、ちゃんと受け入れる事が出来ます。
誰かと約束していると突然歩いていかれたり、どうすればいいのかわからなくなり、トイレで悩んで座り込んでいたり、自分がふとおかしいのではないかと気づいてしまったり、認知症の方は、そんな自分と戦っているのです。
私たち介護職員は、話し相手になったり、何かをする手助けしか出来ません。
車椅子の方は、昨日まで普通だったのに、急に駄目になってしまったと、受け入れる事がいまだに出来ていない方もいらっしゃいます。
毎日毎日、どうして自分がこうなったのかと、どうしようも出来ない気持ちと戦っています。
いつどうにかなるかわからないと、とても他人事とは思えません。
寝たきりの方は、言葉を話せない方が多いですから、目で訴える力があります。
表情もそうですし、話せなくても、伝えようとする気持ちがあれば、気持ちは伝わってきます。
それでも痛かったり、何かを思っても話せないってとても歯がゆいと思います。
声かけや選択肢を作り、少しでもわかってあげられればと努力をします。
介護は同じような傾向でも、皆さん一人一人違って同じ人はいないので、一人一人と向き合って接するのは大前提で、自分の家族も介護が必要になる日がくるかもしれないし、自分もそうなる日がくるかもしれないし、そのためにも、日々勉強になります。
体調も毎日いいわけではないし、突然ひどく悪くなる場合もあります。
私たち介護職員が動揺していては、他の利用者にも伝わってしまいますし、毎日悔いの残らない介護をしようと思っています。
生半可な気持ちでは、出来ない仕事だとも思います。
施設で亡くなってしまう方も多いですし、辛く思う事もありますし、介護職員たちも、同じ考えの人ばかりではないので、介護の仕方や考え方の違いが生じることもあります。
心に余裕がうまれるまで時間もかかります。
一人で何人も見る場合には、スピードも大事ですから。
私もいまだに、もっと余裕が持てたらと思います。
一人一人を見るには時間も足りないと感じます。
でも介護の仕事をしていて私は良かったと思います。
大変ではありますが、人と関わるってこういう事なんだと接客業では味わえない人間そのものを知ることで、自分も成長していると感じています。
これからもずっと介護職員として働いていきたいです。”

スポンサーリンク
スポンサーリンク



スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする