介護の豆知識 排泄の介護1~3

“介護の豆知識 排泄の介護1~3

介護の豆知識 排泄の介護1

三大介護といわれる

「食事」「排泄」「入浴」の中でも「食事」と同様に

「排泄」に関するケアは

生命維持のための基本的行為です。

そして最も人間の尊厳に与える

影響が大きい行為であるともいわれています。

*はじめてのおもらし 「尿失禁」でおどろかない*

家のお年寄りが最近尿失禁をして

困っているいう方はおられないでしょうか。

お年寄りが、”病気”以外で尿失禁をしたり

トイレに間に合わなくなる

これは、膀胱括約筋の退行によるものが

多いと思われます。

分かりやすく言えば

年月を経て、おしっこを溜める膀胱の筋肉が

ゆるんでくるのです

年をとってくると、耳が遠くなったり

目が見えにくくなる現象と同じです。

これは、家のおじいちゃん、おばあちゃんが

長生きした、というあかしですから

嘆いたり、叱ったりしないで下さい。

最初の尿失禁の対応ですが

すぐにオムツをあてるのは良い事とはいえません

オムツをあてられ

そのまま寝たきりになってしまったという話はよく聞きます。

季節の変わり目や

体調を崩されたときの尿失禁は、天候が良くなったり

体調が戻れば無くなるということもあります。

ご家族が、パンツや下着を多く用意をして

「濡れたらすぐ替える、濡れたらすぐ拭く、さあ、何回でもこい」

というゆとりの気持ちが持てれば、ご本人も安心をし

それだけで尿失禁がピタッと止まった

という話も聞いたことがあります。

ご家族にがんばれ、がんばれとは言いません。

一日に何回、或いは、何日間なら対応できますか?

できる範囲で対応していけば良いと思います。

介護の豆知識 排泄の介護2

私が、施設に勤めていた頃

こんな事がありました。

お食事の前、食堂で待っていらっしゃる

車イスのお年寄りが、スタッフに

「トイレに連れて行っていただきたいんだけど」

「さっき、行ったばかりじゃないの!」

「でも、また行きたくなったので・・・」

「ご飯食べた後、連れて行ってあげるわよ、

今忙しいんだから!!」

私は、すぐそのスタッフに変わり

ご利用者をトイレにお連れしました。

皆さんは、よほどの事がないかぎり

我慢せずトイレにいきますよね

老人施設では、こんな事もあるのですよ

今、思い出しても腹立たしいし、恐ろしい。

トイレに行きたい時は

すぐに行く、お連れする

我慢していただかない。

それが

お年寄りを、オムツ老人にしない為の

‘一つ’の方法であると思います。

介護の豆知識 排泄の介護3

認知症のお年寄りが

奇声の様な大きな声をあげたり、徘徊をする

これは、認知症老人の問題行動の中で

異食(本来、食べ物でないものを食べてしまう)

弄便(便をいじる行為)

と並んで、最も手に負えないものとされています

人格崩壊の到達点であるかのように言われる

専門家もいます。

しかし、この”大きな声をあげる”

”徘徊をする”原因の中で大きな

ウェートをしめる要因が

”便秘”によって引き起こされているとも言われています。

二、三日便通が無いと、イライラしたり

怒りっぽくなったりすることが

私たちも、時にありますよね、だけどそれは

「ここ何日か便がでていないからなんだな」と

納得することができます。

しかし、認知症のお年寄りの場合

「このイライラした気持ちや、おなかのあたりが重く

食欲もないな」という感覚が

なぜ今自分におきているのか分からない。

またそれを家族や周りの人達に対して

言葉で訴える事も出来ない。

そういった中で、だれかに分かってもらいたい

それをあらわす手段として

大きな声をあげたり、徘徊をする。

便秘ばかりが、要因ではないにしても

問題行動を起こす一つの要因である

という事は言えるとおもいます。

認知症のお年寄りを、なるべく便秘にしない様に

気を付けて見てあげて下さい。

食事をなるべく不規則にならないように

食べて頂き、食後にトイレに座る

出ても出なくてもとりあえず

まずやってみる、そうする事で

認知症のお年寄りの問題行動が少なくなった

という報告も聞いた事があります。

ご家族が出来る範囲の中でおこなってみて下さい。 ”

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