介護従事者の負担を減らすデイサービスという選択

“もし、みなさんのご主人が、ご兄弟が、ご子息が要支援者または要介護者になってしまった場合、あなたならまずどうしますか?この場合大きく分けて二つの方法があります。一つは高齢者老人ホームに預けるということ。もう一つはご自分の家でそのまま介護を続ける在宅介護です。今回はその在宅介護についてと、実際に在宅介護を選択した場合に行える介護サービスについてご紹介していきたいと思います。多くの方は在宅介護にどのような選択肢があるか分からないと思いますので、出来るだけご親族の方の負担をなくしていく方法として様々なものを紹介していきたいと思います。やはり、在宅介護といっても食事のお世話の他に排泄の幇助などやることは様々にございます。それを日常的に近親者の方だけで担われるというのはとても大変なことです。そうした場合、負担を減らすための方法として考えられるのは、デイサービスという通所型の介護施設に通うという方法があります。デイサービスでは要支援1以上の方を対象に、週に何度か一日から何時間単位で介護者の方をお預けし、そこで様々なレクリエーションを行い楽しい時間を過ごしていただきます。そうしたデイサービスの大きな目的としては、特に認知症(痴呆)の症状が強い方などに、他の多くの介護者の方に出会いコミュニ―ケーションを取り合うことで、緊張と刺激を与えるという効果を与えるというものがあります。そうすることで、やはり意識もはっきりしますし、痴呆症状の進行を遅らせる効果をもたらします。そしてさらに、週に何度かであっても介護の負担から解放されることで介護従事者の心のゆとりも生まれるので、介護者とそれに従ずる家族の方共々に良い息抜きになりよりよい関係を築いていくことができます。そして、実際にデイサービスで提供されるサービスというのはその施設によってかなり違いがあります。囲碁や将棋といったテーブルゲームをポイントとしているところもあれば、カラオケやスポーツジム、遠足や外での食事といった外でのプログラムが中心なところもあります。ですので、まずは介護者の方に合わせた施設を実際に介護者の方と訪問して、お決めになるといいかと思います。実際に私の祖父は以前デイサービスを利用していたことがありますが、他の介護者の方とカラオケなどで交流することで幾分か元気になって帰ってきてとても安心した記憶があります。まずはデイサービスを提供している施設を慎重にお選びになることが先決です。もし、デイサービスを利用しても、対応の悪いケアマネージャーさんや、雰囲気が合わない場合などがあると却って近親者の方に負担がかかってしまうことがありますので、その点はぜひ慎重にご判断なさってください。
デイサービスの対象者は要支援1以上となっていますが、要支援1というのは日常動作はほぼ問題がなく、要介護への予防として、何らかの支援が必要な状態です。予防も含めますので、多くの方が対象となります。もし、一日デイサービスをご利用するとなりますと、一定の所得がない方で自己負担額が1割の場合は通所介護費に800円、食費で700円、入浴日50円、アクティビティー費で50円といった形でおおよそ1600円ほどになると考えられます。この計算は厚生労働省の介護報酬の規定に基づいたものですが、一定の所得がある方の場合は自己負担額が2割になりますのでその点は注意が必要かもしれません。このあたりの費用は市町村によって異なるので詳しく調べておくといいかもしれません。一般的にそれほど費用はかからないですし、短い時間だけでも預けておきたいという方でも利用できますので、負担を減らす方法としてデイサービスの利用はかなり有効だと考えています。”

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