介護の仕事をしていて良かった事

“みなさんは介護職といったらどんなことをかんがえますか。排泄介助や食事介助、入浴介助などが一般的に多い答えでだと思います。それだけではなく、環境整備や、外出支援などもいろいろあります。これからお話するのは外出支援に関係する話です。
Oさんという利用者がいました。左半身麻痺で車椅子に座られています。認知症もなく、職員などとたわいもないことをよく話していました。
そんなOさんに同窓会の話が奥さんからありました。Oさんさんの出身地はN県です。施設からは車で6時間程の距離はあると思います。年も年なので最後の同窓会とのことでした。
Oさんは行きたいと話してました。みなさんだって最後の同窓会ってなったら行きたいですよね。当たり前の感情だと思います。
ですが、片道6時間を、座りっぱなしってきついんですよ。褥瘡の危険がありますし、施設の看護婦は同窓会に行くことを反対していました。
でも介護職的には行ってきてもらいたいのが正直な気持ちです。
そうなると色々な問題が出てきまして、1番の問題が長時間、椅子に座ってることでした。
そのことに関しては家族と介護職、本人とで話し合って1時間から1時間半ごとに休憩を入れるという形で解決しました。
ホテルもバリアフリーの物を奥さんが探して、泊まる問題も解決しました。
こちらも本人のように行けることが嬉しくてしょうがなかったです。
普通は難しいと考えられる物を一個一個、問題をクリアして行くことで正解にたどり着かれたんですから。

行くことが決まってから本人は嬉しそうに、同級生のことや、出身地のことを話してくれました。
携帯電話を持ってるOさんは、同級生のところに電話をかけている姿も見られました。
行く当日になって服などを準備して出発。

2日してOさんが帰ってきました。帰ってきた途端、他の利用者にお土産を配って、お土産話も一杯していて楽しんで来れたのがすぐにわかりました。
ひと段落ついた後に袋と携帯をもって私のところに来ました。
『今回は、本当にありがとうございました。おかげさまで楽しむことが出来ました』と話して私にお土産をくれました。
その後Oさんが

『本当にあなたがいてくれて良かったよ。看護婦に言われた時は行けないんだって思ってがっかりしてた。けどあなたか一生懸命に考えてくれて、体のことや身の回りのことまで心配してくれて、おかげさまで、同窓会に行けました。本当にありがとう』
とOさんが泣きながら話してくれました。

自分がやって来たことがこんなに喜んでもらえて凄く嬉しく、自分も、泣きそうになってました。

ありがとうと言われる喜びを改めて知った出来事でした。
外出支援だけじゃなくて他のことでもありがとうと言われるのが凄く喜びに感じます。
職業病ですかね笑

介護をしていて嬉しかったことでもあり、出来ないって思うのではなくて、出来るようにするにはと考えるようになった出来事でもありました、”

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